これ、捨てていませんか?実は売れる工業用貴金属スクラップ30選

工場や研究施設、製造現場で発生する廃材や使用済み部品。
「もう使えないから廃棄しよう」「こんな少量では価値がないだろう」そう思って処分していませんか?
実は、製造工程や研究・開発などで使用される材料の中には、金(Au)・銀(Ag)・白金/プラチナ(Pt)・パラジウム(Pd)・ロジウム(Rh)などの貴金属が含まれているものがあります。
そこで今回は、工場・製造業・研究施設などで発生しやすい「実は売れる可能性がある工業用貴金属スクラップ」を30種類紹介します。
【金(Au)系スクラップ】

1.金粉
加工・製造工程などで発生した金粉は、細かな粉末状になっていても貴金属スクラップとして評価できる可能性があります。
少量だからと廃棄せず、まとめて保管しておくことをおすすめします。
2.金箔
製造工程などで余った金箔や使用されなかった金箔も、金を含む材料として価値を持つ場合があります。
3.純金丸粉
蒔絵や工芸、装飾用途などで使用される純金丸粉も、残材や余剰品であっても査定対象になる可能性があります。
4.金糸
装飾品や工芸品などで使用される金糸も、素材や含有量によっては貴金属として評価できる場合があります。
5.金スパッタ材
薄膜形成などで使用される金系スパッタリング材料の残材も、金を回収できる可能性があります。
使用済み材料や残材をそのまま廃棄する前に確認してみましょう。
6.金蒸着材料
真空蒸着などに使用された金系材料や余剰材料も、状態によっては貴金属回収の対象になります。
7.金ろう材
接合などに使用される金を含んだろう材も、組成によっては買取可能な場合があります。
8.金合金の端材
金を含む合金を加工した際に発生する切れ端や残材も、分析によって金含有量を確認できる場合があります。
【白金・プラチナ(Pt)系スクラップ】

9.白金線
研究・実験・工業用途などで使用される白金線は、使用済みであっても白金資源として価値を持つ可能性があります。
10.白金板
加工後の端材や使用済み白金板なども、白金含有量に応じて評価できる場合があります。
11.白金るつぼ
分析・研究・高温処理などで使用された白金るつぼは、変形や劣化があっても白金そのものがなくなるわけではありません。
「壊れているから価値がない」と判断せず、査定をおすすめします。
12.白金皿
分析用途などで使用された白金皿も、使用済み品や変形品であっても貴金属スクラップとして価値を持つ可能性があります。
13.白金網
化学・研究用途などで使用された白金網も、状態や組成によって貴金属回収の対象になる場合があります。
14.白金合金の端材
白金を含む合金の加工端材や使用済み材料についても、精密分析によって評価できる可能性があります。
【熱電対スクラップ】

15.使用済み熱電対
工場や研究施設の温度測定に使用される熱電対の中には、白金やロジウムなどを含むタイプがあります。
特に高温測定用の熱電対は、貴金属を含んでいる可能性があります。
16.熱電対の切れ端
交換作業などで発生する短い熱電対線も、量がまとまれば価値が大きくなる可能性があります。
短いからといって捨てないことが重要です。
17.断線した熱電対
断線して温度測定には使えなくなった熱電対でも、含まれている貴金属まで価値がなくなるわけではありません。
18.劣化・変色した熱電対
長期間使用して変色・酸化・劣化した熱電対も、精錬・分析によって貴金属を回収できる場合があります。
【パラジウム(Pd)系スクラップ】

19.パラジウム材の端材
パラジウムを使用した材料の加工工程で発生した端材も、回収対象になる可能性があります。
20.パラジウム合金
パラジウムを含む各種合金についても、成分分析によって含有量を確認し、価値を評価できる場合があります。
21.パラジウムセル
工業用途などで使用されるパラジウムセルについても、貴金属スクラップとして査定できる場合があります。
【ロジウム(Rh)系スクラップ】

22.ロジウム含有材料
ロジウムは工業分野で使用される希少な貴金属の一つです。
使用済み材料であっても、ロジウムを含有していれば回収対象になる可能性があります。
23.白金・ロジウム合金
高温環境などで使用される白金・ロジウム系合金も、重要な貴金属スクラップの一つです。
24.ロジウムを含む熱電対
白金とロジウムを組み合わせた熱電対もあります。
交換済みの熱電対や切断した残材を廃棄していないか確認してみましょう。
【銀(Ag)系スクラップ】

25.銀材の端材
銀を使用した材料の切断片・加工残材なども、銀スクラップとして価値を持つ可能性があります。
26.銀粉
製造工程などで発生した銀粉についても、回収・分析が可能な場合があります。
27.銀ろう材
接合工程などで使用される銀ろう材の残材についても、銀などの含有量に応じて評価できる可能性があります。
【見落としやすい貴金属含有スクラップ】

28.貴金属ペースト
製造工程などで使用される金・銀・白金・パラジウムなどを含むペーストは、容器内に残った少量の材料であっても価値を持つ可能性があります。
「使い切った」と思った容器も、すぐに廃棄しないことがポイントです。
29.貴金属を含む粉末・研磨粉
加工工程などで発生する粉末や研磨粉にも、加工対象によっては微量の貴金属が混ざっている場合があります。
一つひとつは微量でも、長期間蓄積するとまとまった量になる可能性があります。
30.種類・成分が分からない工業用スクラップ
工場や倉庫を整理していると、
「何に使っていた材料か分からない」
「古くて成分表が残っていない」
「貴金属かどうか判断できない」
といったスクラップが見つかることがあります。
こうした場合も、自己判断ですぐに廃棄するのではなく、専門業者へ相談してみることをおすすめします。
精密分析によって貴金属が含まれていることが分かれば、思わぬ資産が眠っていたことに気付くかもしれません。
特に見落としやすいのは「粉・端材・使用済み品」
工場で貴金属スクラップを見落とさないために、特に確認したいのが次の3種類です。
① 粉末
金粉・銀粉・研磨粉などは「ゴミ」に見えやすいため注意が必要です。
② 加工端材
数cm程度の切れ端でも、貴金属を含んでいれば資源として価値を持つ可能性があります。
③ 使用済み・破損品
白金るつぼや熱電対などは、壊れて本来の用途に使用できなくなっても、素材としての価値が残っている可能性があります。
「製品として使えるか」ではなく、**「貴金属が含まれているか」**という視点で確認することが重要です。
注意|すべての工業スクラップが買取対象になるわけではありません
「貴金属が使われていそうだから何でも売れる」というわけではありません。
奈良屋貴金属では、工業用貴金属として金・白金・銀・パラジウム・ロジウム・熱電対などを取り扱っていますが、メッキ製品や自動車・内燃機関の排気触媒は取扱対象外です。
また、貴金属の含有量が極めて少ないものなど、スクラップの種類・状態・成分によって取り扱い条件が異なる場合があります。
「これは売れるのだろうか?」と迷った場合は、廃棄する前に確認することをおすすめします。
奈良屋貴金属なら自社精錬・自社分析で工業用貴金属を査定
工業用貴金属スクラップは、見た目だけで価値を判断することが難しいものです。
奈良屋貴金属では、前処理・精錬・精密分析まで自社で対応しています。
金・白金・銀・パラジウム・ロジウムをはじめ、熱電対や高融点貴金属合金、ペースト状の貴金属スクラップなど、分析・精錬に専門的な技術が必要な材料にも対応しています。
工場・研究施設・製造現場などで、
「倉庫に古い材料が眠っている」
「使用済み熱電対を処分したい」
「成分不明のスクラップがある」
「貴金属が含まれているか分からない」
といったものがありましたら、廃棄する前に一度ご相談ください。
「ゴミだと思っていたもの」が、実は価値のある貴金属資源かもしれません。
工業用貴金属スクラップの売却をご検討の際は、奈良屋貴金属へお気軽にお問い合わせください。
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